みんなで勉強!ホームヘルパー会議を行いました。

 茨木市社会福祉協議会(以下:社協)では、ホームヘルパーさんのお仕事もあります。自宅で生活している方の身体的なサポートや家事のお手伝いをしています。
 ホームヘルパー達は、「利用者さんにもっと良いサービスを提供するにはどうしたらいいのか?」と、利用者の方々により喜んでもらうために、月に一度全ヘルパーが集まって会議をしています。

 今回のテーマは、「視覚障がい者の方への手引き」です。

まず、社協の障がい分野(ガイドヘルパー:視覚障がいや肢体不自由、知的障がい等の各種障がいを持つ方々へ外出の援助をする仕事)を担当している職員が説明します。視覚障がいの方やガイドヘルパーの生の声を話すと、ホームヘルパーから「へえー」と言う声があがり、気を付けることなどをメモしていました。

 次は、実際にアイマスクを付けて手引きの演習をしてみます。
 手引きをする側、視覚障がい者アイマスクを付ける)側、両方の役を体験しての演習を行いました。



講義で、「ガイドヘルパーは、『桜がきれいに咲いています』など状況の説明もします。」と聞いていたことから、あるホームヘルパーは「桜が満開に咲いていてきれいです。お弁当を持ってお花見をされている方もいますね。」と早速自分なりにアレンジして実践されていました。(もちろん、会議室内に桜はありませんので、その「つもり」で(*^^)v)

体験を終えて、「実際に両方を体験してみることで、少しでも視覚障がい者の方の気持ちに近づくことができたのかな。今日のことを第一ステップとして、今後のヘルパー業務に活かしたい」との感想もありました。

利用者の方々に「より良いサービス」「自分らしい暮らしのお手伝い」を実現するために、社協ホームヘルパー達はこのような勉強も随時行っています。
「さすが、社協ホームヘルパーさん!」と言われるように、社協一丸となってこれからも頑張っていきたいと思います。


職員 A