災害研修会を開催しました

8月22日(金)に高島市社会福祉協議会地域福祉課長の井岡氏を講師に迎え、災害研修会を実施しました。
今夏は日本各地において様々な自然災害が発生し、地域での防災や災害ボランティア活動への関心も高まっている表れでしょうか、会場には100人を越える参加者が集まり、熱心に話を聴いておられました。
昨年9月、台風18号による風水害を経験した「滋賀県高島市社協災害ボランティアセンター」の災害時や平時の活動を聴き、自分達の平時の備えや活動、また自分達の住む街や地域を改めて考える良い機会になったのではないかと思います。
井岡さんのお話で印象的だったのは、「地域住民自らが、考え、備え、協力し合える関係づくりが大切」という言葉でした。
茨木市社会福祉協議会におきましても、平時から住民の皆さんとつながりを作り、一緒に災害に備えた取り組みをしていきたいと考えています。
その一環として来月10月31日には、今回の研修会参加者をはじめとして、災害支援に関心のある皆さんと一緒に「災害支援アクションプラン」の作成作業を実施する予定です。

災害はいつやってくるかわかりません。被災地の声で『備えをしていても、出来なかったことがたくさんあった』という声がある一方で、『でも、備えをしていなかったら何も出来なかっただろう』という声もあります。
地域の皆さんが、それぞれの立場で災害にについて振り返っていただき、地域防災訓練への参加や、地域のつながりを深める活動への参加など、皆さまのできることを積極的に進めていって欲しいと思います。